FC2ブログ

日本建築その3

  • 2008/09/15(月) 12:53:07

こんにちは。だいぶんご無沙汰してしまいました。

今日は、日本建築その3と言うことで寺院について。

6世紀半ばの仏教伝来によって、日本の寺院建築の歴史はスタートします。

仏教は、瞬く間に広がり、天皇家をも巻き込み国家承認の宗教になります。

そしてさまざまな宗派ができ、寺院建築・伽藍も多様化してきます。

伽藍とは、建物の配置の仕方を言います。「一塔三金堂」→「一塔一金堂」→「二塔一金堂」と

変化していきます。ただ、焼失・再建・増築と繰り返し行われてきた寺院では、伽藍配置から

理解するには、少々難しいようです。

では、寺院特有の構造を見てみます。

寺院建築は、江戸時代に入るまで、ほとんど釘を使わない独自の工法で作られてきました。

地震大国日本に対応した独自の工法を生み出してきたのです。

その最大の特徴が、梁と柱の接合部分の「組物」です。材を複雑に組み合わせることにより

大きな屋根を支え堅牢さを維持しています。その方法も意匠的で優美な「和様」、ほかには

「大仏様」・「禅宗様」とあります。ほかにも精巧な彫り物、「塔」や「鐘楼」、種類の多い「門」なども

日本寺院建築の特徴です。お寺に行く機会があれば、意識して見てみるとその種類の多さに

驚かれるでしょう。

では、次回は住宅についてです。

六匠構築のホームページも是非ご覧ください  http://www.rokushou.com

スポンサーサイト



日本建築その2

  • 2008/09/04(木) 18:51:17

こんにちは。

前回の続きで、今日は神社についてお話します。

日本では、八百万(やおろず)の神がいたるところに宿っていると考えられてきました。

なので、昔から山や大木・岩など自然のものそのものがご神体として崇められ、

昔の人々は、その前で神事を行いました。これが神社の原型につながり、

自然物を拝礼するための拝殿があるものの本殿を持たないという、一風変わったスタイルと

なりました。現在では、奈良の大神(おおみわ)神社などがこのタイプです。大神神社では

三輪山そのものをご神体として崇めています。

その後、神を祀る「本殿」が常設され日本独特の建築様式ができました。

住吉大社(住吉造)・出雲大社(大社造)・伊勢神宮(神明造)が代表例です。

しかし、6世紀になると仏教が伝来されます。この仏教の影響を多大に受けて

仏像がありとなれば、神像をつくり、仏教寺院の反り返った屋根を取り入れ

回廊・桜門・塔まで取り入れ壮麗かつ大規模化していきます。

でも、神社特有の形も残っており、入口の「鳥居」・一直線に延びる「参道」・左右にある「狛犬」

本殿の屋根にある「千木(ちぎ)」・「堅魚木(かつおぎ)」などは現在も残っております。

皆さんも何気なくお参りしている神社の中でお寺との共通点探しながらお参りすると

新しい発見があるかもしれないですよ。

では、次回は寺院についてお話します~

日本建築について-その1

  • 2008/09/03(水) 11:19:08

こんにちは。

モダン風や南仏スタイルだったりさまざまな外観の住宅で、町のあちらこちらで見かけます。

でも、ちょっと基本を思い出そうってことで今日から日本建築についてお話ししたいと思います。

日本建築って難しそうって思いますが、そんなに難しくはないのです。

日本建築には、大きく分けて、神社・寺院・住宅と三つに分類されます。

皆さんも馴染みの深い建物だと思います。

ほかにも城郭や劇場などもありますが、今回は、メインの神社・寺院・住宅に

ついてお話したいと思います。

いろいろな建築を知って、好みの建物に出会っていただければと思います。

では、次回は、神社にについて簡単な歴史と成り立ちをお話します~